NEW ENTRY
[PR]
7/13
あの方がご指名を下さるまで、新しい大陸に少しばかり散歩する事にしました。
某嬢もお誘いしたのですが、彼女は来られない様子。某嬢が来られぬならば、ディーも来ようとはしません。
他、三名にお誘いをし、返答待ちとなっています。
その三名が来られないのであれば、私はすぐにカミナに戻ろうかと考えています。
愛着のみであれば、いつでも他の場所へ移動します。
某嬢もお誘いしたのですが、彼女は来られない様子。某嬢が来られぬならば、ディーも来ようとはしません。
他、三名にお誘いをし、返答待ちとなっています。
その三名が来られないのであれば、私はすぐにカミナに戻ろうかと考えています。
愛着のみであれば、いつでも他の場所へ移動します。
PR
7/12
『異なる正義と真実にも、憎まず、赦し、与え』ましょう。
昨日の敵にも、辛かったね痛かったねと、花が贈られれば良い。
傲慢でも、”赦す”と言う形で、相手を多少なりとも許容出来れば、
互いにそれぞれの傷を抱えながら、ここにいても良いんだよと抱き締めあえれば。
もう少し、より良い世界が見られる気がします。
かつての戦友達が、心を傷付け、哀しみに口を閉ざしていなければ良い。
7/11
(真新しい手帳に書かれた、青いインクの文字)
ディーが里帰りをしてきました。土産話を聴き、一つお願いをしました。
私を大切に思ってくれたあの方へ、貢ぎ物を。
季節は移ろい、誰も叩かぬ扉を見る日々。
家を覆い隠す程、周囲の植物は成長をしました。——本も、頁が擦切れる程、幾度も読み返しました。
昨日、ディーが訪れた以外に訪問者はありません。
想う人が私を忘れても、想う人を待つ事が出来る今に、幸福を感じます。
本が崩れようと、家が朽ちようと。
ディーが里帰りをしてきました。土産話を聴き、一つお願いをしました。
私を大切に思ってくれたあの方へ、貢ぎ物を。
季節は移ろい、誰も叩かぬ扉を見る日々。
家を覆い隠す程、周囲の植物は成長をしました。——本も、頁が擦切れる程、幾度も読み返しました。
昨日、ディーが訪れた以外に訪問者はありません。
想う人が私を忘れても、想う人を待つ事が出来る今に、幸福を感じます。
本が崩れようと、家が朽ちようと。
姿
epilogue
多くの者が新たな大陸へと渡りました。
あるいは、これを機に市井へ下る者もいました。
永遠の眠りにつく者もいました。
水上都市のエレノアにいた長生きエルフは、皆が去って行くのを最後まで見届けました。
別れは、彼にとっていつものことでした。
人々が去る時、彼も永遠の眠りに付こうとしましたが、大切な人と約束を交わした為に、もう少し生きる事にしました。
全てを見届けた彼は、貴重な人材を失ったことで国が倒れぬように、残った者と共に、去った人々の後任の者を教育しました。
そして人々が仕事に慣れ、具体的な国営の見通しもたった頃、彼はエレノアからこつ然と姿を消しました。
彼と付き合いのあった女性が言いました。
「あの方は、雪が降る森に住むのだと言ってたの。そこは暖炉のある家で、寛げる椅子を持って行ったわ。…そこがどこかって?——知らないわ、そんなの」
多くの者は、彼がどこに行ったかを知りませんでした。
人々は次第に、彼の事を忘れて行きました。
あなたを除いて。
あるいは、これを機に市井へ下る者もいました。
永遠の眠りにつく者もいました。
水上都市のエレノアにいた長生きエルフは、皆が去って行くのを最後まで見届けました。
別れは、彼にとっていつものことでした。
人々が去る時、彼も永遠の眠りに付こうとしましたが、大切な人と約束を交わした為に、もう少し生きる事にしました。
全てを見届けた彼は、貴重な人材を失ったことで国が倒れぬように、残った者と共に、去った人々の後任の者を教育しました。
そして人々が仕事に慣れ、具体的な国営の見通しもたった頃、彼はエレノアからこつ然と姿を消しました。
彼と付き合いのあった女性が言いました。
「あの方は、雪が降る森に住むのだと言ってたの。そこは暖炉のある家で、寛げる椅子を持って行ったわ。…そこがどこかって?——知らないわ、そんなの」
多くの者は、彼がどこに行ったかを知りませんでした。
人々は次第に、彼の事を忘れて行きました。
あなたを除いて。
NEXT
>>>
