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epilogue
多くの者が新たな大陸へと渡りました。
あるいは、これを機に市井へ下る者もいました。
永遠の眠りにつく者もいました。
水上都市のエレノアにいた長生きエルフは、皆が去って行くのを最後まで見届けました。
別れは、彼にとっていつものことでした。
人々が去る時、彼も永遠の眠りに付こうとしましたが、大切な人と約束を交わした為に、もう少し生きる事にしました。
全てを見届けた彼は、貴重な人材を失ったことで国が倒れぬように、残った者と共に、去った人々の後任の者を教育しました。
そして人々が仕事に慣れ、具体的な国営の見通しもたった頃、彼はエレノアからこつ然と姿を消しました。
彼と付き合いのあった女性が言いました。
「あの方は、雪が降る森に住むのだと言ってたの。そこは暖炉のある家で、寛げる椅子を持って行ったわ。…そこがどこかって?——知らないわ、そんなの」
多くの者は、彼がどこに行ったかを知りませんでした。
人々は次第に、彼の事を忘れて行きました。
あなたを除いて。
あるいは、これを機に市井へ下る者もいました。
永遠の眠りにつく者もいました。
水上都市のエレノアにいた長生きエルフは、皆が去って行くのを最後まで見届けました。
別れは、彼にとっていつものことでした。
人々が去る時、彼も永遠の眠りに付こうとしましたが、大切な人と約束を交わした為に、もう少し生きる事にしました。
全てを見届けた彼は、貴重な人材を失ったことで国が倒れぬように、残った者と共に、去った人々の後任の者を教育しました。
そして人々が仕事に慣れ、具体的な国営の見通しもたった頃、彼はエレノアからこつ然と姿を消しました。
彼と付き合いのあった女性が言いました。
「あの方は、雪が降る森に住むのだと言ってたの。そこは暖炉のある家で、寛げる椅子を持って行ったわ。…そこがどこかって?——知らないわ、そんなの」
多くの者は、彼がどこに行ったかを知りませんでした。
人々は次第に、彼の事を忘れて行きました。
あなたを除いて。
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